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Lexical Markup Framework : ウィキペディア日本語版 | Lexical Markup Framework LMF (Lexical Markup Framework) は,自然言語処理用の辞書や機械可読辞書を表現するために ISO/TC37により規定された国際標準 (ISO 24613:2008) である.多言語コミュニケーションや文化の多様性といった文脈において,言語資源に関する原理や方法論を標準化することがそのスコープである. ==LMFの目的== LMFの目標は,語彙に関する言語資源 (語彙資源) の作成や利用に関する共通的なモデルを提供することである.これにより,語彙資源の間でのデータの交換や,多数の電子的な資源のマージが可能となる. LMFは,単言語,二言語,多言語の具体的な語彙資源を扱うが,語彙資源の規模,複雑さ,文字言語・音声言語の別を問わず,同じ仕様が適用される.LMFの規定は,形態論的情報,意味論的情報からコンピュータによる翻訳支援に及ぶ.また,カバーされる言語は西欧系の言語に限らず,全ての自然言語である.さらに,ターゲットとする自然言語処理の応用の種別に限定されることもない.LMFによって,WordNet,EDR,PAROLEといった多くの既存の語彙資源や辞書を表現することが可能である.
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Lexical Markup Framework」の詳細全文を読む
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